ナグルファル(Naglfar)は北欧神話に登場する巨大な船。ムスペルが所有する。 ラグナロクの際には巨人や死者の軍勢を乗せてアースガルドに攻め込むこととなる。『詩のエッダ』ではロキが、『散文のエッダ』では巨人フリュムが舵を取ることになる。 投資信託 この船はヘルが集めた死者の爪で造られており、それが完成することがラグナロクの前兆であるともされる。そのためゲルマン人はナグルファルの完成を遅らせるために、死者を埋葬する際にはその爪を切っておくようになったといわれる。 フリュム(古ノルド語:Hrymr)は、北欧神話に登場する巨人である。 目次 [非表示] 1 概要 1.1 巫女の予言 1.2 ギュルヴィたぶらかし 2 註 3 参考文献 4 関連項目 [編集] 概要 名前は「老いた者」「虚弱な者」の意と考えられているが、はっきりしていない。[1] 彼は『古エッダ』の『巫女の予言』、『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』の、ラグナロクの場面に登場している。 [編集] 巫女の予言 フリュムは楯をかざして東よりやって来る、と語られている。 資産運用 [編集] ギュルヴィたぶらかし 第51章において、ヨルムンガンドの巨躯が起こした高潮の中にナグルファルが浮かび、その舵をフリュムがとっている、と語られている。 (なお『巫女の予言』においてこの船の舵をとっているのはロキだとされている。) やがてフリュムは霜の巨人全員を従えて、ヴィーグリーズの野に現れる。 ヴィーグリーズ(ウィグリドとも。Vigridr)は、北欧神話において、神々と巨人との最終決戦(ラグナロク)が行われる場所とされている。 『古エッダ』の『ヴァフスルードニルの歌』第17〜18節において、その場所が100平方ラスタ(1ラスタは約12kmもしくは6.4〜8km(4〜5マイル)。研究者により異なる)だと語られている。 『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第51章では、ラグナロクの日、ムスペルの子らが馬でヴィーグリーズに進むと語られる。前後が炎に包まれたスルトに従い、虹の橋ビフレストを砕いてヴィーグリーズに到着したムスペルの子らに遅れて、フェンリル、ヨルムンガンド、ロキと彼に従うヘルの軍勢、そしてフリュム以下霜の巨人が続々と到着する。神々は武装してヴィーグリーズへ向かい、巨人の軍勢と激突するとされる。 なお、『古エッダ』の『ファーヴニルの歌』第14〜15節においては、スルトとアース神が戦う場所はオースコープニル(Oscopnir。「醜い物」「異形の物」の意。)という島だとされている。そこへ行くにはビルレストという橋を渡る。(「ビフレスト」も参照) ミーミルの泉(- のいずみ)は、北欧神話に出てくる泉の名でユグドラシルの三つに分かれた根のうち、ミッドガルドに伸びた根の根元にある泉で、その水を飲めば世界のすべての知識を得られるとされる。 ミーミルという賢い巨人の首がこの泉を護っているといわれている。『ユングリング家のサガ』によれば、アース神族とヴァン神族の諍いにからんで彼は首を切り落とされるが、オーディンがこれを拾い薬草で防腐処理をして、以後この首にさまざまな相談をしたという。 外国為替証拠金取引 『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』15章では、知識を求めて訪ねてきたオーディンは、その代価に片方の眼球を求められ、これを差し出したために以来片目なのである。 『古エッダ』の『巫女の予言』によれば、その眼球は「戦士の父(オーディン)の担保」と呼ばれ、泉の中に沈んでいるとされている。 ミーミル(ミミルとも)は、オーディンの相談役となった賢者の神。オーディンの伯父にあたる巨人といわれている。 スノッリ・ストゥルルソンが書いた『ユングリング家のサガ』によると、アース神族とヴァン神族との戦争が終わり和睦した際、アース側からの人質としてヘーニルとともにヴァナヘイムへ送られた。ヴァン神族はヘーニルを首領にしたが、彼が期待したような人物でないことが判明すると、ミーミルの首を切断してアース神族の元へ送り返した。 その後、オーディンが首だけを魔法の力で生き返らせ、大切なことは必ずこの首に相談したと伝えられている。ラグナロクが到来した際も、オーディンは真っ先に首の助言を仰いだ。 『スノッリのエッダ』の『ギュルヴィたぶらかし』15章で、彼が非常に賢いのは、彼が守っているミーミルの泉の水をギャラルホルンで飲んだためだといわれている。 ミーミルは霜の巨人と考えられるが、研究者によって(あるいは詩を書いた人によって)は、ミーミルは水にまつわる自然現象の象徴でありいわば「水の巨人」であって、彼が守っているミーミルの泉から首だけを突き出していたと解釈する人もいる。 FX また、オーディンが縊死者に質問をすると生前は特別賢かったわけではない彼らがさまざまな消息を話したという伝説があること、アイスランドには死んだばかりの男性や子供の頭がさまざまな消息を知っているという伝説があることなどから、これらがミーミルの斬首と結びついて、現在知られているような「ミーミルの首」の物語となったと推測する研究者もいる。 ヘーニル(ヘニールとも)(HSnir)は、北欧神話に登場するアース神族の一人である。その名前は「番人」「射手」を意味する。 スノッリ・ストゥルルソンが書いた『ユングリング家のサガ』によれば、アース神族とヴァン神族の間の休戦に調印するにあたって人質として、ヴァン神族の国へ移った。 ヴァン神族はヘーニルを自分達の仲間に加えた。しかし、ヘーニルは優柔不断で、何か決めるときはいつもミーミルに頼った。だが彼は、何か相談されても、ミーミルがいなければどっちつかずな返答をぶつぶつと言うだけだった。これに不満を感じたヴァン神族はミーミルのほうの首をはねてしまう。ミーミルがヘーニルに助言をしてから話すので、ヘーニルの方が優れていると思ったからである。首はアースガルズへ送り返されたが、ヘーニルも一緒に戻されたかははっきりしない。 『古エッダ』の『巫女の予言』において、最初の人間アスクとエムブラを創造した際には、ヘーニルとローズル(en:Lodurr)はオーディンに力を貸した(オーディンは息を与え、ヘーニルは心を与え、ローズルは生命の暖かさと良い姿を与えたとされている)。 しかしこの人間創造のエピソードについては、『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』では、ヴィリとヴェー(オーディンの兄弟)がヘーニルとローズルの代わりに登場している。 スノッリは『巫女の予言』の内容を知っていたはずだが、「ヘーニル」とは「ヴィリ」のもう1つの名前であった可能性がある。 FX また、『巫女の予言』によれば、ヘーニルはラグナロクを生き残る数少ない神の一人とされている(神々と巨人が戦う間に彼がどのようにしていたかは不明である)。 ヘーニルは、『スノッリのエッダ』第二部『詩語法』での若さの女神イドゥンが誘拐されるエピソード、および、『古エッダ』の『レギンの歌』(『詩語法』でもこの物語が語られる)にも脇役として登場している アスクとエムブラは、北欧神話において神々に創造された最初の人間の男女である。 男性がアスク(古ノルド語Askr、英語Ask)、女性がエムブラ(古ノルド語・英語Embla)である。 スノッリのエッダにおいては、オーディンとその兄弟ヴィリとヴェーが、この最初の男女の創造者であった。 3人は浜辺で2本の流木を拾うと、それらに人間の形を与えた。 オーディンはそれに息吹を与えた。また、ヴィリは感情と知性を与え、ヴェーは言葉と感覚を与えた。 古エッダの巫女の予言では、経緯が若干異なる。オーディンの他に創造に関わったのはヘーニルとローズルであった。へーニルは2人に心を与え、ローズルは生命の暖かさと良い姿を与えた、と書かれている。 トネリコから造られた男性アスクと、ニレから造られた女性エムブラ。この2人の人間がすべての人類の先祖となった。2人はミズガルズに住んだ。 「アスクとエムブラ」は、旧約聖書の創世記で語られる最初の男女「アダム(Adam)とイブ(Eva)」と、名前の頭文字が同じであるが、これはまったくの偶然であろう。アスク(Askr)は木の名、トネリコのことである。エムブラ(Embla)は、ゲルマン祖語形がambilonであるならば、ゲルマン人にはつた植物を意味する語であったと考えられる。昔、火をおこす際には、堅い木で作った棒を柔らかい木の切り株に錐もみしていた。このことから、命も同様に2種の木の交接から生まれるという考えが生じた。トネリコは固く、またつた植物は柔らかくて発火に適しているとされていた。2人の名にはこうした古い民間信仰が潜んでいると考えられる。[1] くりっく365